投稿日:2008-05-31 Sat
4月に気功の体験に来られた方が、帰りにお遍路に出るので、体調を整えるために当院に寄られた。最初腰の右の腎愈・志室に強い圧痛があり、右の大腿・下腿の胃経上か胆経上に歩くと痛く、引きつる感じがあったので、足の三里の変動穴とおもわれる処にお灸をすえると、そこは楽になったが、今度は足の甲の胆経上の臨泣穴が痛くて歩けない程になった。そこにもお灸をすえると、今度は足の3指と4指の間(経穴名無し)に圧痛が出現した。また、そこにお灸をすえた。そして足の指圧血行療法を施してようやく普通に歩けるようになった。こんなに経絡上を痛みが駆け巡るのは珍しい症例だ。
「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり・・・」の奥の細道で有名な松尾芭蕉は「46歳の時2400キロ・150日間にわたる、みちのく大紀行をなしとげた。その時足の三里にお灸をすえて出発した」事が綴られている。近年ウォーキングの重要性が叫ばれているが、足の三里を忘れないでほしい。
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